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イシューとは何か ~ロジカルシンキング(論理的思考)で最初に押さえるべきこと~
以前の記事で「ロジカルシンキング(論理的思考)とは何か?」というテーマで、まずは 「ロジカルシンキングの全体像」 について記載しました。 今回の記事では、そこで定義したロジカルシンキングの要件の1つ目 ...
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大きな数字の捉え方 ~コロナの「怖さ」を定量化する~
日々の報道などで数字が出てきた際に、 ・その数字に振り回されてしまう ・必要以上に大きく捉え、強い反応をしてしまう といったことがあります。 この記事では、そういった数字に振り回されてしまわないため ...
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数字を「絶対量」と「比率」で捉える ~コロナの感染者数を「絶対量」だけでなく「率」で見てみる~
研修講師として普段、「データ分析」をテーマに登壇する機会も多いのですが、その中で、 「数字は昔から苦手で・・・」 「エクセルがうまく使えなくて・・・」 と、「データ」や「数字」という言葉を聞くだけで ...
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会議ですぐ使えるファシリテーションのスキル・コツ
以前の記事にて、「ファシリテーションとは何か?」その意味合いについて書きました。 今回の記事では、 「ファシリテーションが大事なのは分かったけど、仕事で実際に活かすためにはどうすればいいんだろう?」 ...
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会議で活かせる「ファシリテーション」スキルとは何か?その意味は?
「ファシリテーション」という言葉を耳にする機会が最近増えてきました。 「昨日の会議、リーダーのファシリテーションがもう少しうまくいってればなぁ」「この会議のファシリテーターは誰がやりますか?」 など、 ...
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ロジカルシンキングとクリティカルシンキングの違いとは
「ロジカルシンキング」と「クリティカルシンキング」。 この2つの思考について触れている記事をよく見かけます。もしかすると職場でもこれらのワードを耳にした事がある方もおられるかもしれません。 この2つの ...
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ロジカルシンキングをトレーニングするためのおすすめの方法
以前の記事にて、「ロジカルシンキングとは何か」その意味合いについて書きました。 今回の記事では「ロジカルシンキングが大事なのは分かったけど、仕事で実際に活かすためにはどうすればいいんだろう?」という次 ...
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ロジカルシンキング(論理的思考)とは何か?その意味とは
「もう少しロジカルに説明して」「そのロジックがよく分からない」「それ、論理的におかしくない?」・・・ 職場でこうした言葉を耳にしたり、直接上司からそう伝えられたりした経験がある方も多いのではないでしょ ...
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データ分析とは何か:仕事で活かすデータ分析の基本的な考え方
企業におけるデータ活用、仕事におけるデータ分析の重要性が増しています。 「AI」や「ビッグデータ」という言葉を耳にする頻度はますます高まっていますし、皆さんも仕事をされていて、何かしらの「データ・数字 ...
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【講義日誌】営業力強化研修:「論理的コミュニケーション」
2020年8月、北海道のとある企業様から依頼を受け、「営業力強化」を目的とした1日研修を実施いたしました。 研修の概要 ・対象:某企業様の北海道支社・広域営業部:22名・日時:8/5(水) 9時半~1 ...
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高校生への「考え方・伝え方」の授業
2020年7月に、昨年に引き続き「高校生への特別授業」を担当させて頂きました。 授業の概要 ・学校:島根県立江津高校・対象:高校3年生 57名・日程:7/27(月) ・時間:9時~15時10分(1時間 ...
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今週のi-think(2020/5/29 版)
毎週週末に当社の活動の振り返りと翌週の予定について書いている「今週のi-think」、今回はその4回目です。 先週はWebサイトのリリースもありお休みしたため、2週間分を振り返ります。 目次1 今週の ...
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36歳の誕生日に思うこと
「井尻はもうちょっと色んな世界を見たらいいかもね。考え変わると思うよ。」 本日36歳になるにあたって、ふと思い出したことがある。 20代の頃、ある先輩と飲んでいたときに言ってもらった言葉だ。そ ...
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「説明」のうまい人が心がけていること③:本編(基本)
「『説明』のうまい人が心がけていること」というこのタイトルで記事を書くのは3回目となります。1本目:「説明」のうまい人が心がけていること2本目:「説明」のうまい人が心がけていること②:冒頭編 今回 ...
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今週のi-think(2020/5/15 版)
毎週週末に当社の活動の振り返りと翌週の予定について書いている「今週のi-think」、今回はその3回目です。 先週はGWでお休みしたため、2週間分を振り返ります。 目次 1 今週の取り組み・活動 2 ...
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「説明」のうまい人が心がけていること②:冒頭編
「『説明』のうまい人が心がけていること」というこのタイトルで記事を書くのは2回目となります。 前回は、一言で言えば「説明がうまい人」は「難しい・深いこと」を「分かりやすく」説明することができる。という ...
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「説明」のうまい人が心がけていること
「良い説明」とはどういうものでしょうか。 仕事をしていると、色んな「説明」に出会います。いわゆる「セミナー」とか「説明会」といった場で、またそれに限らず上司に何かを教えてもらったり、メンバーから報告を ...
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「オンライン企業研修」を企画する上でよくある懸念と対策とは
昨今のコロナの影響で「3密」を避ける動きは、社会人教育の業界にも大きく影響を及ぼしています。 従来の集合型・グループワーク中心の研修は「開催がしずらい」、また延期するにせよ「実施の目途が立たない」とい ...
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ファシリテーターの病②:セミナー内容が頭に入ってこない
「ファシリテーターの病」というこのタイトルで記事を書くのは2回目となります。 前回の話:ファシリテーターとしてファシリテーション技術を磨き続けると、一方で悩み・副作用が発生する。その1つとして「飲み会 ...
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今週のi-think(2020/5/1 版)
先週からスタートさせた「今週のi-think」。毎週末に当社の活動の振り返りと翌週の予定について、ブログで公表していくことにしています。 今回はその2回目です。 目次 1 今週の取り組み・活動 2 来 ...
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【講義日誌】半年間の研修提供を終えて
先週、昨年8月から約8カ月に渡って提供していた長期研修が無事に終わりました。 ある企業のマネージャー職の皆さんが選抜され、月1回ずつ・全7回の研修を提供しました。半年以上に渡る研修を終えたので、振り返 ...
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output力を高めるために:あなたは速い人?深い人?
「どうすればoutput力を高められるだろうか」 会議での発言、報告書の作成、提案資料の作成 etc・・。 「output」の種類は色々あれど、つまりはそんな悩みをお持ちの方が多いのではないでしょうか ...
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今週のi-think(2020/4/24 版)
これから毎週、当社の活動の振り返りと翌週の予定について、週末にブログで公表していくことにしました。 今回はその1回目です。 目次 1 今週の取り組み・活動 2 来週の予定 3 あとがき・雑談 今週の取 ...
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ファシリテーターの病①:飲み会でファシリテーションしてしまう
研修講師としての私の講義スタイルは、一方通行で伝えるのではなく、双方向スタイルをとっています。具体的には、参加者への質問とその回答をもとに皆で議論をしながら講義を進行させていくスタイルです。 こうした ...
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「守破離」の考えをビジネスで活かそう ~学びを最大化させるための考え方~
企業研修やオンラインサロンで講義を重ねている中で、「学びをどう実践に活かすか」について伝える際、最近よく「守破離」の話をしています。 目次1 守破離とは何か2 「守破離」でなく、ビジネスで学びを活かせ ...
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相手の話をちゃんと聞く難しさ(とある店内の会話から)
「人の話をちゃんと聞く」というのは、できているようで、なかなか難しいことのようで・・・。 かみ合わない会話 昨今の外出自粛が続くこういう状況なので、最近の食事は色んなお店でテイクアウトを頼んで家族で食 ...
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オンライン会議 (zoom等) の進め方・すぐ使えるコツ
コロナ禍で、zoomやSkypeといったオンラインにて「打合せ・会議」をする必要が出てきた、または増えてきた方も多いのかと思います。 私も、仕事である研修において基本的には対面コミュニケーションありき ...
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質問するならこんな風に ~質問時に意識したい3点!~
「質問をする」――――――。 仕事において、もっと言えば生きていく上でも、「質問」というのは避けては通れない行為でしょう。 配属直後や異動直後、周囲のメンバーや上司に――。 他部門の知らないメンバーと ...
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「調べれば分かる」ことを「質問」されてしまったら
私も色んな場面で「質問」を頂く機会はたくさんあるのだが、「調べれば分かる」ことを「質問」される事も多い。 質問者「〇〇ってどういう意味ですか?」 あなた「え、それ、調べました?」(※場合によっては心の ...
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因果関係の「譲り合い」
先日、久々に前職のオフィスに立ち寄った時の話。 偶然、私が在籍時に講師トレーニング(※講師を目指す方へのトレーニング)を担当させてもらった1人の方とすれ違い、その通り過ぎ際に、 「井尻さんに色々教えて ...
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質の高いイシューに集中する
今回も「イシュー」をテーマに、第2弾の記事を書いてみる。 前回の記事では、仕事の成果を以下のように分解し、 仕事の成果 = 問いの質 × 解の質 ついつい目がいってしまう「解の質」ではなく、「問い(= ...
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イシュー(問い)に目を向ける
今回は、「イシュー」について書いてみようと思う。 ※イシューとは(定義): 様々な定義があるか、ここでは「今、何について考えるべきか」「何に答えを出すべきか」の「問い」を指すこととする(より詳細には、 ...
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島根県、江津高校での授業2
10/19(土)に、島根県の江津高校という高校に呼んでいただき、高校3年生60名に、「考え方・伝え方」の特別授業をさせて頂きました。 前回のブログでは、授業に向けた準備について、なかなかいつもと勝手が ...
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島根県、江津高校での授業1
10/19(土)に、島根県の江津高校という高校に呼んでいただき、高校3年生60名に、特別授業をさせて頂きました。 〇 〇 テーマは、「考え方、伝え方の授業」---。 授業実施の背景 まず、私がこのよう ...
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話の『冒頭』をどう作るか ~冒頭に入れておくべき3つの要素とは~
メールを書く時や提案資料を作る時、また、上司に報告をする時。意外と悩むことが多いのが「冒頭をどう伝えようか」という点である。 我々は「本論」をしっかり作りこもうとするあまり、この「冒頭」を軽く見てしま ...
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「嵐の活動休止会見」を見て考える、「質問」とはどうあるべきかという話 ~無責任と言っているのは誰?~
昨日、アイドルグループの嵐が2020年の年末をもって活動を休止することを発表した。 私は特に嵐のファンとかではないのだが、昨日の会見の場での質疑応答を題材に、「質問」について考えてみたいと思う。 (※ ...
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【書評】転職の思考法 :あなたの市場価値はどのくらい?
「あなたの社会人としての市場価値はどのくらい?」 いきなりこんな風に聞かれても、明確には答えられる人は少ないだろう。 今回紹介する「転職の思考法」という本は、この問いへの近づき方を教えてくれる。 この ...
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我々はなぜ勉強をする必要があるのか? ~勉強をしておいた方が良い理由~
「学校の勉強、特に数学の難しい話なんか、社会に出ても使わないと思うんですけど、なぜ勉強する必要があるんですか?」 昔、塾講師として中高生に数学を教えていた頃に、質問をされることがよくあった。同じ様に考 ...
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話を「短くするか vs 長くするか」 論争 ~相手に話が「伝わる」ために意識していること~
「仕事において話は端的に伝えた方が良いと思うのですが、相手に理解してもらうために具体例とかを入れると、どうしても長くなってしまって・・・。このトレードオフをどう考えると良いですか?」 論理思考の授業を ...
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「怒り」について論理的に考えてみた ~怒りを構造化し、その対策について考える~
「怒ったら負けだよ」 小さい頃、母親からこんな風によく言われた事を覚えている。 私自身、これまでの人生で怒りによって失敗する事も多くあったし「どうすれば怒らずに済むのかなぁ」と考える機会も非常に多かっ ...
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「魚を与えるのでなく、釣り方を教えよ」~教えるべきは答えではなくやり方~
先日twitterにて、教育関連テーマで、以下の投稿をした。 「人に魚を与えると1日で食べてしまう。しかし人に釣りを教えれば生涯食べていく事が出来る」(老子)ついつい魚を与えたくなる時に、グッと我慢し ...
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完璧に見える提案に注意! ~オプションを比較検討する際の留意点~
仕事で委託先を選ぶ時や、プライベートでも生命保険会社の選択する時など、何か比較検討する際に、提案者から以下の様な資料が出てきた経験はないだろうか? そう、まるでその提案が、他に比べて完璧であるかの様な ...
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プレゼンテーションに「笑い」は必要か?
毎週末twitterで行っている「質問募集」に、先日、次の様な質問を頂いた。 いつも興味深く拝見しています。プレゼンへの質問です。ここ10年ほど分かりやすいプレゼンを心がけてきて、プレゼン中にうんうん ...
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ストレングスファインダーを7年ぶりにやってみたら結果が大きく変わった話
最近、親しい仲間とストレングスファインダーを使って話す機会が多く、ふと思い立って私も7年ぶりに2回目の診断をやってみた。 ストレングスファインダーとは: ストレングスファインダー®は、アメリカの世論調 ...
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ビジネススクール講師の視点からみた、成長する人が持つ3つの姿勢
研修で毎年1,000名近くの社会人の方に講義をしていると、講義前後で「著しい成長を遂げる」方もおられれば、残念ながら「ほぼ変化が見られない」方もおられる。 「この違いはどういったところから生まれるのだ ...
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【課題・目的別】「ロジカルシンキング(論理的思考力)」のおすすめの本5選 ~ビジネススクールで論理思考を教える講師がおすすめの本を厳選~
社会人向けにロジカルシンキング(論理思考)を教えている立場上、「どの本を読めばいいですか?」とご相談いただく事はとても多くあります。 今回は、これまで都度質問に回答していた「ロジカルシンキング(論理思 ...
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【要約まとめ・書評】こんな方は必読:イシューからはじめよ ~知的生産のシンプル な本質~
2010年に発売され、累計30万部を突破している(2020年9月時点)「イシューからはじめよ」という書籍があります。 イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」 posted with ヨメレ ...
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「まず結論から話せ」って本当? ~コミュニケーションは一律に当てはめない事が大切~
「話す時はまず結論から」 社会人になって、よく聞く言葉だろう。 例えば上司に報告や相談をする際に、皆さんもそういった指摘を受けた事があるのではないだろうか。 ビジネススクールの講師として、年間1.00 ...
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思考のトレーニングは筋トレと同じ ~学び終えた皆さんに伝えたいこと~
先日、3カ月に渡る論理思考クラスが終了しました。 7-10月期は2クラスを担当し、合計50名近くの方が受講を終えられました。 そんな卒業生の皆さんに伝えたい、そして、以前に受講を終えられた方にも確認し ...
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本をどう読むか ~「破天荒フェニックス」から本の読み方を考える~
最近、久々に一気読みした本がある。 「破天荒フェニックス」だ。 破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 (NewsPicks Book) posted with ヨメレバ 田中 修治 幻冬舎 2018 ...
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ユーザーレビュー(評価)の見方 ~平均に騙されない様にしよう~
我々は意外なほどに普段から「平均」で物事を決めている。 たとえば「どこのお店でご飯を食べようかな」と考える時は食べログで、「どの本を買おうかな?」と考える時はamazonで、平均スコアを見て決める方が ...
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目的と手段のよくある失敗① ~手段の是非だけを聞く質問~
仕事において「目的と手段に関する問題」にぶち当たるシーンは多い。 本記事ではまず、「目的・前提」を言わずに「手段」だけを質問してしまう、について取り上げたい。 目次 1 手段の是非だけを聞く質問 2 ...
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目的と手段のよくある失敗② ~専門家に手段を指図してしまう~
仕事において「目的と手段に関する問題」にぶち当たるシーンは多い。 本投稿ではこのシリーズ2作目として「専門家に手段を指図してしまう」について取り上げたい。 目次 1 専門家に、手段を指図する人 2 美 ...
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成功するタスク管理② ~家事・育児等への応用~
先日、タスク管理についての記事を書いたところ、有難いことに友人達から反響を頂いた。 先日の記事はビジネスにおけるタスク管理を主眼に記載したが、今回は家事・育児におけるタスク管理について、その特有の悩み ...
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成功するタスク管理 ~ツールやアプリに頼る前に、まず考え方を押さえよう~
みなさん普段仕事をされていて、 〇・仕事が山の様にあり、何から手を付けていいか分からない 〇・仕事のモレがあったり、効率が悪いと感じている といった、タスク管理の悩みをお持ちの方も多いのではないだろう ...
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「最近どう?」から考える、質問の抽象度の話 ~曖昧な質問をするには、条件がある~
新しく講師を目指す人のトレーニングをしていると、 受講者への質問の仕方として、 「みなさんどう思いますか?」 というような曖昧な問いをしてしまう場面がよくある。 皆さんの日常生活でも、例えば上司から、 ...
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夏の高校野球・金足農業高校エース吉田投手の「投げすぎ」議論から考える、自身の意見を一度疑ってみる重要性
2018年の夏の高校野球大会は、 大阪桐蔭高校の優勝で幕を閉じた。 その中で、今大会旋風を巻き起こした 金足農業高校のエースである吉田投手の 球数の多さが、議論を呼んでいる。 今大会、吉田投手は決勝戦 ...
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MECEが大事な訳じゃない ~本当の論理思考を伝えたい~
論理思考の書籍を少しかじったビジネスパーソンや大学生が、 必ずといっていい程使う言葉がある。 「MECEが大事なので・・・」 実はこのMECEという言葉の乱用・一人歩きが、 思考に大きな弊害をもたらす ...
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成長のために、自信なき挑戦を
先日プロ野球の試合を見ていて、 勝利に貢献した選手の試合後のインタビューで、 こんな発言があった。 (※ちなみに筆者はタイガースファン(`・ω・´)) ●記者:9回、2本目のタイムリーは満塁で回ってき ...
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議論とはどうあるべきか ~なぜすぐ勝負モードになってしまうのか~
最近特にSNS上で、 「AかBか意見が二分する様なテーマ」に対して、 Aに決まってる! Bなどありえない! Aと考える意味が分からない! などといった、勝ち負けを競い、相手を徹底的に批難 ...
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プレゼンテーションの目的は?:「伝える」と「伝わる」の違い
人とコミュニケーションを取る場面において、我々はつい 「伝える」と「伝わる」の混同 をしてしまうことがあります。「プレゼンテーション」と呼ばれるような、中身を作り込まないといけないような状況だと特に顕 ...
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要約と正確性の両立 ~端的に、かつ真意が伝わる様に~
今回は要約をテーマに投稿する。 日頃からコミュニケーションやプレゼンといったテーマで講師登壇する中で、 言葉や文章へのこだわり・問題意識が強く、 呼びかけに応じてくれた有志で7/17に勉強会をして、 ...
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プレゼンテーションで伝わりやすい話し方をするためのポイント
みなさん普段仕事をされていて、「もっとうまく話したいなぁ」とお感じになる場面は多いのではないでしょうか。 商談や会議、上司への報告等、日常の様々なコミュニケーションの場面において、 「あー、うまく話 ...
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歯列矯正・体験記 ~8カ月経過して~
今回は私のプライベートネタです。 ビジネススクールの講師という様な、人前に立つ仕事をしていると、 自身の見栄えがそれなりに気になるもので・・・。 2017年の10月から歯列矯正を始めており、 現在(2 ...
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「1+1=10」かもしれない ~すぐ決めつけず、前提を考えてみよう~
我々は日々、様々なテーマに対する意見を 無意識に「決めつけ」ている たとえば、 〇・SNS等での誰かの発信に対して「ありえない、考えられない」と思ったり、 〇・仕事でも「~に違いない、何でそんな話にな ...
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どんな事からでも学ぶ人が持つ「転用力」とは
ビジネススクールで講師として、 年間1,000人以上のビジネスパーソンに講義をしていると、 「あ、この人成長する人だな」 というのは大体分かる。 全く同じ講義を受けても、 上手に学べる人と学べない人が ...
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これからのコミュニティ運営で重要な3つの視点
我々は先行きが見えづらいこの時代において、様々な不安を抱えている。 〇・自分はこの先何を強みにしてキャリアを築いていけば良いのか 〇・今没頭している仕事で、人生100年時代を生きていけるのだろうか 〇 ...
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読書について論理的に考えてみた ~読書が続かない人は、もっとズルしてみよう~
日々仕事で忙しく、読み切れてなかった本を長期休暇で一気に読み進める予定の方も多いだろう。 思い返せば「本はどう読むと良いか?」というテーマについて、私は長らく頭を悩ませていた。たとえば、 〇・衝動で買 ...
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仕事で成果を出せる・出せないを決める2つの視点
4月も終わりに近づき、 新社会人の方や4月から新しい部門で働かれている方は、 「同期に差をつけたい、新しい部門で早く結果を出したい」 と、気持ちの大小はあれど、この様に考えておられる方も多いだろう。 ...
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メモを取るコツ:まず文字か図かを決める
「メモをとる」 という行為は、仕事の中でもかなり多くの時間を占めている。 皆さんも1日の仕事を振り返ってみて、 メモを取らない日はないのではないだろうか。 この、普段誰もが行っているメモだが、 意外と ...
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就活の面接で意識すると良いこと
「相手に自分の考えを上手く伝えるには、 何に気をつけたらいいと思いますか?」 趣味のダーツ仲間の大学生が、 この3月から就活を始めたらしく、 こんな相談を受けた。 確かに【面接で何をどう伝えるか】は難 ...
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話の中に潜む「ひげ言葉」
話す時に意識したい事として、 ひげ言葉を減らす、という点がある。 ひげ言葉とは、話の中で特に意味を持たない 繋ぎ言葉の様なものだ。 たとえば、 「えー」「あー」「そのー」「えっとー」「あのー」 といっ ...
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「正解探し」をする人が今後直面する脅威
以前、正解待ち症候群について述べた。 合わせて読みたい:「正解」は与えられるものでなく、見つけるもの 本投稿では、今この時代を生き抜くにおいて、 なぜ正解探し的志向から脱却した方が良いか、 について述 ...
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学びと共にやってくる「成長痛」問題
ビジネススクールで学びを深めている受講者から よくご相談いただく事として、 「多くの事を学び、実務で使おうとしているが、 逆にアレもコレもと色々考える様になってしまい、 学ぶ前 ...
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コミュニケーションに目的を
メールを書くでもプレゼンをするでも、 何かコミュニケーションを行う前には、 目的を設定することが重要だ 目次 1 とりあえず、で始まるコミュニケーション 2 目的のないコミュニケーションの末路 3 コ ...
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誰も反対しないけど、何の価値もない言葉
誰も反対はしないけど、何の価値もない話、 というものが、世の中にはたくさんある。 目次 1 曖昧な会話 2 なぜ曖昧に話してしまうのか? 3 とことんまで具体化しよう 曖昧な会話 たとえば、後輩の面倒 ...
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「正解」は自分で見つけるもの
ビジネススクールの講師をやっていると、 しばしば出くわす現象に「正解待ち症候群」がある。 目次 1 正解待ち症候群とは 2 あなたはいつも正解を待っているのか 3 なぜ正解を待ってしまうのか 4 まと ...
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いつも仮説をぶつければ良いのか、という話
人とコミュニケーションをする際に、 自分の考え(=仮説)を入れるか入れないか、 これはなかなか悩ましい判断である事も多い。 目次 1 コーヒーショップにて 2 カレー屋にて 3 結局、仮説は入れるのか ...
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仕事の生産性を上げるサイクル
仕事の生産性を下げているのは、ちょっとした照れやためらいであったりする。 たとえば、以下の様な場面を見てみよう ▼先輩と後輩の会話 後輩「今、事業部の売上分析をやっているんですが、今度社内でプレゼンす ...
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良いフィードバックを行うために
職場でのフィードバックがうまく機能しない、 という話をよく耳にする。 上司から部下へ、あるいは同僚同士で、 プレゼンや資料等に対して、 フィードバックを行う機会はとても多い。 私もビジネススクールの講 ...
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迷った時の選択肢の選び方
何か行動を選択する時に、 迷って決められない、といった事はよくある。 例えばどこかに移動する際に、 どんな交通手段で行こうか? といった選択なんかでも、 待ち合わせ場所までどうやって行こうかな。 ・健 ...
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説明の時に気を付けたい【小から大へ】問題
人の話が全然頭に入ってこない時はないだろうか? 上司からの指導、部下からの報告、他部門の説明、営業や提案 etc・・・ 話を聞いて理解せねばならない場面はビジネスにおいて無数にある。 気軽に質問ができ ...
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指示はどこまで具体化すると良いか
仲間や同僚にお願い事をする時に、どこまで具体的に内容を伝えるべきだろうか。 この「指示の具体性」について考えてみたい。 目次 1 指示をどこまで具体的にするか 2 指示を具体化するメリットとデメリット ...
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目的と共に指示をしよう
「目的の分からない指示」を受け、悩んだ経験はないだろうか。 「何のためにこれをやるんだろう?」と疑問に思いつつもとにかく手を動かす、 結果、依頼された人の思っていたイメージとズレていて怒られる、、 受 ...
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その提案のベネフィットは?
営業やプレゼンの提案で、相手にうまく響かない、なんて事はないだろうか? 「特徴説明からベネフィット訴求」を意識する事で、その提案の成果は大きく変わるかもしれない。 目次 1 決まらない提案・・・ 2 ...
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目的に達する行動をしよう
ビジネスでも日常生活においても、つい目的を飛ばして行動してしまう、 という事はよくあることではないだろうか。 何か行動を行う前には、必ずその【目的】を確認すると良い。 更に、目的を押さていたつもりでも ...
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伝わらない人が意識すべき、「減らす」発想
目次 1 ■たくさん伝えて、伝わらない 2 ■知っていることほど、たくさん伝えてしまう 3 ■たくさん伝えるほど、伝わらない 4 ■どうすれば減らせるか 5 ■まとめ ■たくさん伝えて、伝わらない ...
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小室さん報道から、人の前提について考える
目次 1 ■小室さんの不倫報道 2 ■演繹的な論理展開 3 ■前提には、成立条件がある 4 ■前提の過信には気を付けたい ■小室さんの不倫報道 2018年1月に小室哲哉さんの不倫が週刊文春により報じら ...
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「決まってるだろ!」あなたならどう対処する?
目次 1 感情的になる議論 2 やってしまいがちなこと 3 では、何を意識すると良いか 4 承認や寄りそいだけでは、自分の主張が通らないのでは 5 どうしようもない時は 6 まとめ 感情的になる議論 ...
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質問を考えるためのプロセス
目次 1 質問は突然には浮かばない 2 ①まず質問の候補を広く出す 3 ②価値ある質問に絞り込む 4 まとめ:良い質問を考えるプロセス 質問は突然には浮かばない 「何か質問ありますか?」 講演や説明会 ...
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良い「質問」に必要な条件
目次 1 質問の重要性 2 よくある質問①何を聞きたいのか分からない 3 よくある質問②なぜそれを聞きたいのかの目的が分からない 4 よくある質問③重要な前提が共有されてない 5 つまり、良い質問とは ...
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「確証バイアス」にどう向き合うか
目次 1 ■つい陥ってしまう、確証バイアスとは 2 ■確証バイアスにどう向きあうか 3 ■実は色んなところに潜む確証バイアス 4 ■確証バイアスに陥った相手への対処 ■つい陥ってしまう、確証バイアスと ...