何か行動を選択する時に、
迷って決められない、といった事はよくある。
例えばどこかに移動する際に、
どんな交通手段で行こうか?
といった選択なんかでも、
待ち合わせ場所までどうやって行こうかな。
・健康を意識して歩いてみようかしら
・でも疲れるし、時間が間に合わないかも
・いっその事タクシーかな、けど高いよね。。
・バスは?!でも、いい時間にバスが来るか調べないと、、
・自転車ってのもあるな。でも置場所あるかな。うーん。。
という様に、様々な選択肢を行き来して迷うことはよくある。
そんな時は、
・まずは優先軸を決める
・その上で、捨てていく
というアプローチがオススメである。
以降に、詳しく述べていく
まず、優先軸を決めよう
上記の例で、まず決めると良いのが自分の優先軸である。
つまり、「時間」なのか「費用」なのか「疲れないこと」なのか等、
今回の選択において何を最優先の判断軸とするか、をまず決める事である。
軸の候補としては一般的には、
・コスト(費用、時間)
・効果
・実現性
・リスク
などが挙げられるが、これらの項目名をとっかかりとして、
より判断の軸を具体化するとよい。
(例えば、「コスト→費用が○○円以内に収まるか」等)
決めたら、絞っていく
優先軸を決めたら、選択肢をどんどん絞っていくと良い。
たとえば上記の例で、「体力を使いたくない(コストの一種)」という軸が優先軸であれば、
「徒歩」、「自転車」
はその時点で選択肢から削除である
そうすると、検討範囲が狭くなり、考えやすくなってくる
この一連のプロセスを繰り返す
その後は、これの繰り返しである。
次なる優先軸を決める、たとえば「移動中に本を読みたい」
であれば、「バス」、「電車」、「タクシー」のうち、
より座れる確実性の高い「タクシー」が残りそうであるし、
「お金をかけたくない」であれば、
「バス or 電車」が残りそうである
「確実に間に合いたい」であれば、
(渋滞回避の意味で)「電車」である。
(遅延の多い路線なら別途検討だが。笑)
ここで、「渋滞を考えると自転車もありかも、、」
と、消した選択肢を再浮上させないことが重要だ。
その案は「体力を使いたくない」という最優先軸をもとに捨てたはずで、
もしそれでも再浮上してくるなら、軸の優先付けがうまくいってない可能性が高い
(つまり、実は体力を使わない事はそこまで最優先ではなかった、等)
まとめ
今回は、複数の選択肢から行動を選択する場合の考え方について述べた。
端的にまとめると、
・まず自身の最優先軸を決める
・その軸に沿って、選択肢を絞る
・これを繰り返す
という事である。
日常は選択の連続。日々のちょっとした場面から、意識してみてはどうだろうか