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読書について論理的に考えてみた ~読書が続かない人は、もっとズルしてみよう~

日々仕事で忙しく、読み切れてなかった本を長期休暇で一気に読み進める予定の方も多いだろう。

思い返せば「本はどう読むと良いか?」というテーマについて、私は長らく頭を悩ませていた。たとえば、

・衝動で買ってみた本が、手付かずで置いてある(いわゆる積読)
・読み始めたものの、途中の章でストップしている
・全部読み終えたが、その中身をすっかり忘れてしまっている

など、読書については様々な悩みを抱えてきた。

ただ、今年に入って読書の考え方を大きく変え、それからは月10冊くらいのペースで読書をし、自分の学びに変える事ができている。

私が読書に対してどう意識を変えたか、記載していきたい。

読書をズルするための視点

まず一番共有したいことは、「もっと肩の力を抜いて」「ズルして」読書しましょう、という事だ。

以下の式で表される「読書効率」をいかに上げるかを突き詰めて考えていくとよい。

読書効率を上げるためには、シンプルに2つの方向性がある。
「①読書の効果を上げる」「②読むコストを下げる」かである。

それぞれについて述べていく。

①読書の効果を上げる

本を買って読書を進める際、特に何も考えずに1ページ目から順に読み進める、という事をよくやってしまう。

1.まず読む目的を明確にする

買った本をなんとなく開く前に、「この本を読む事で何を得たいのか?」目的を明確にする事が大切だ。

例えば、
「会議の効率を上げるための工夫を数多く知る」
「ブロックチェーンとは何で、何に実用されるのかを知る」
といった様に、その本を読む目的を言語化しておくと良い。

そうすることで、
・目的に即した情報を掴み取る、という能動的なモードで読める
・逆に目的に関係の薄い部分は読み飛ばせる
といった利点が生まれ、読書の効果を上げる事ができる。

2.時間を決めて読む

そして、いざ読む際には時間を決めて読むと良い。

本1冊に対して、時間をかけようと思えばいくらでもかけられる。だからこそ、たとえば「60分で読む」などと時間を制限することで、集中力を高めて読むことができ、読書の効果を上げることができる。

3.outputする

読書の効果を上げるために更には、「outputする」ことが有効だ。

outputの利点としては、
・自分が読書で得た事を残すことができる
〇〇(それにより、後でその本から得た内容を振り返れる)
・自分の頭を整理し、気づきを深められる
〇〇(そして、更に考えを深めるきっかけになる)
などが挙げられる。

ただここで重要なのは、肩の力を抜いてoutputに臨むことだ。

・読書感想文の様に、誰もに意味のある書評を・・
・本文からより多くを引用して・・

などとやっていると、確実に読書が継続しなくなる。

何事もそうだが、outputは完全さよりも継続こそ優先である。

まずは簡単に「目的に対して学び・気づきは何だったのか」を、メモとして残しておくと良い。

ここまで述べてきた、
 「まず目的を明確にする」「時間を決めて読む」「outputする」
 といった観点で、読書の効果を高めていくことができる。

一方で、読書のコストを下げる事についても考えたい。

②読書のコストを下げる

まず「読書のコスト」と聞いて、皆さんは何をイメージしただろう。
多くの人が「書籍の費用」を想像されたのではないだろうか。

ただそれ以上に「読んでいる時間」の方がコストとしては大きい
たとえば1冊1000円の本を、短く見積もって1時間かけて読むとして、多くの方は1000円以上の人件費を更に投じていることになるからだ。

読み始めたその瞬間から、「書籍の費用」にプラスして「読んでいる時間」の投資がどんどん上乗せされていくのである。

1.読む箇所を絞り込む

「せっかく1000円払って買ったのだから、全部読まなきゃ」という考え方を、私はしばらくずっと持っていた。

ただ、読書コストの削減をするためには、「効果が得られない」部分を読んでいく時間は無駄である。本当に「効果が得られる」箇所に、絞り込んで読んでいくと良い。

ではどの様に読む箇所を絞り込むかだが、まず初めに読む目的を定め、その目的に関係する内容はどの辺りにありそうなのかを目次ページから判断し、読む箇所を絞り込んでいくと良い。

そうして絞り込んだ箇所を集中的に読んでいく。

2.流し読む

絞り込んだ箇所を集中的に読む、といっても、一言一句丁寧に読んでいく訳ではない。時間コストを下げるため、徹底的に流し読みする

たとえ流し読みだとしても、目的さえ明確にしていれば、keywordはどんどん入ってくる

逆に、流し読みだと頭に入ってこないとすれば、

・今の自分には難易度が高い
・目的に即した内容ではない
・(そもそも) 書籍の文章力が弱い

などの可能性が高いので、そのまま読み続けて時間コストを無駄遣いする前に、撤退である。読む事を完全に止めていい。(その方が合理的である)

ちなみに、
●有名人が紹介していたから
(「この本抜きでマーケティングは語れない」etc)
●SNSで友人が良いと言っていたから
(「これは衝撃。今年の必読書だった・・・」etc)

などの理由で、言わば「焦り」や「負けず嫌い」の気持ちから、つい読みかけた本の完読にこだわり続けてしまう事があるが、そんなことは全く気にしない。

その人と「目的」が異なる場合もあるし、その領域についての「理解度」が異なる場合もある。

「あ、あの人には刺さったけど、自分は今じゃなかったみたいです」
と、流しておく様にしている。

まとめ

ここまで、読書効率を上げるための考え方として
大きく2つの視点、

●読書効果を上げるため、
〇〇〇「目的を明確にする」「時間を決めて読む」「気軽にoutputをする」
●読むコストを下げるため
〇〇〇「読む箇所を絞り込む」「流し読む」

という事を述べてきた。

全体を通じて私から伝えたいことは、「もっとズルして読書しよう」ということだ。

目的に即した情報が得られればそれで良いし、全部読む必要もないし、流し読みでOK、outputも肩の力を抜いて。

学校の国語の試験の様に全部読んで全部分かろうという前提から、まず抜け出してみてはどうだろうか。

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