勉強・学び方

ビジネススクール講師の視点からみた、成長する人が持つ3つの姿勢

研修で毎年1,000名近くの社会人の方に講義をしていると、講義前後で「著しい成長を遂げる」方もおられれば、残念ながら「ほぼ変化が見られない」方もおられる。

「この違いはどういったところから生まれるのだろう?」

そんな事を考えながら講義登壇数を重ねていく中で、「どんどん成長していく人」には大きく3つくらいの共通した姿勢がある事が分かってきた。

今回の記事ではそれらを紹介するので、
「自分はそういう姿勢で学べているだろうか?」
と自問し、成長カーブを上げるキッカケにしていただきたいと思う。

①受動的でなく能動的

まず1つ目に、能動的である事。

学びに対して極度に受動的な方は多い。
口を開けていれば学びを投げ入れてくれる、という意識で、例えば

講義中に質疑の時間を設けて欲しかったな。質疑時間があれば質問したかったのに・・・
勉強会は予定が合わないから不参加だな。後で議事録だけもらおう

といった発言が出てきやすい。

能動的な姿勢がある方はこういう場合、

もっと聞きたい部分があるので、講義後に質問に行こう!
勉強会の日は既に予定があるから、別日に自分で企画して人集めてみよう!
となる。

能動的であるメリットとしては、
・自ら動くことで、学びへの思考投入量が増す
・積極的に動いた事で周囲から注目される
・自ら学びを深められると、更に能動的になれる
等が挙げられる。

大人の学習において、自ら学びを取りに行く姿勢はmustだ。

②粗探しでなく面白がる

2つ目に、面白がる姿勢。

とにかく「100点でないと面白くない」方がいる。
そういう方は得てして、

教わった内容だけど、〇〇という視点が抜けているな。もったいない

という粗探しに躍起になられる事が多いのだが、学びを面白がれる方は、

教わった内容をまだ完全に理解できてないけど、一度まず仕事で使ってみよう!
という反応になる。

実際のビジネスにおいては、いかなる状況にも当てはまる考え方などない。(公式で解く数学の問題とは違う)。

自分でまず「使ってみる」中で手応えを得たり、また自分流にカスタマイズしたり、そういったプロセス自体を面白がれるかどうかは、成長スピードに大きな差を生じさせる。

③コピーではなく工夫

3つ目に、工夫する姿勢。

多くの人がやってしまいがちなのは、

教わった内容をその通りに仕事で使ってみたけど、うまくいかなかったな。学んでもしょうがなかった
という、学びをそのままコピーで使って撃沈するパターン。

そうではなくて、

教わった内容を、自分の状況ではこんな風に工夫して使ってみようかな

という工夫の姿勢こそ、学びの結実に繋がる。

この辺りの話は具体例とセットで以前にも投稿しているので、ぜひ参照して欲しい

皆さんはどうですか?

皆さんは上記3つの姿勢、どのくらい意識できているだろうか?
大小の差はあれど、思い当たる節は無かっただろうか?

講師は学びが身に着くまで手取り足取りフォローすべき存在だと思う
人の意見に穴が見つかると、誰よりも先に指摘したくなる
学ぶ題材が自身の置かれた状況と異なると意味がないと思っている

いくつか当てはまった方は、
・受動的で、
・減点主義で、
・公式記憶型
の学校教育から、うまく脱却出来ていない可能性が高い。
それにより、大人の学習がうまく進まない可能性が非常に高い。

今からでも遅くないので、少しずつでも意識を改めていく事をオススメしたい。

 

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