マネジメント・後輩指導

目的と共に指示をしよう

「目的の分からない指示」を受け、悩んだ経験はないだろうか。
「何のためにこれをやるんだろう?」と疑問に思いつつもとにかく手を動かす、
結果、依頼された人の思っていたイメージとズレていて怒られる、、
受け手がこんな目に合わない様に、「指示には目的を付ける」事を心がけたいものだ。

目的なき指示とは?

「新しい事業について、関係する本を5冊くらい読んでおいて」
「まずは先輩の営業に同行して慣れるといいよ」
「この会議の議事録とっておいて」

この様に「目的が抜け、行動だけの指示」がされる事は多い。

なぜ「目的」は抜けてしまうのだろうか。
考えられる理由としては、
・そもそも急いでいる
・丁寧に伝えるのが面倒
・「それくらい想像してよ」という想い
などが挙げられるだろう。

目的なき指示の末路

ただ、目的なき指示は
「何を意識して営業同行すると良いのだろう・・・?」
「どんな風に議事録を残せばいいのかな・・・?」

などと、指示を受けた側を悩ませてしまう事が多い。

結果、指示した側が意図しない行動に終わってしまう事もある。
例えば、

 「言われた議事録、一言一句逃さずメモを取りました!」
「え?次の会議向けにポイントとアクションだけメモってくれたら良かったのに」

等と言われるパターン。「初めから言えよ」である。

また、目的が示されないことで、行動に身が入らなくなることもある。
例えば、

 「とにかく5件の営業同行をしました」
「じゃ、先輩と同じ感じで商品説明してみて」
「え?それはちょっと・・・。次の同行でより注意深く聞いておきます!」

といった様に、目的が分からないために行動が非効率になるパターンもある。
いわゆる「手段の目的化」現象である。

目的を伝える事で得られるもの

目的を付けた指示を行うと、受け手側の行動に身が入る。
たとえば、

 「A商品の説明の仕方を学ぶため、先輩に同行しておいで」
「はい、では事前に自分がどこが説明できないのかを洗い出しておきます。
また、同行当日は自分との説明の違いを意識して聞いておきます」

といった様に、行動自体に目的があるため意味のある行動に繋がりやすい。

まとめ

・目的を伝えない指示をする事で、想定と違う行動がなされやすい
・目的を伝えることで、意味のある行動に繋がりやすい
といった点は、ご理解いただけたのではないだろうか。

難しく考える必要はない
「○○のために(目的)、□□をして欲しい(指示)」
という前半部分を頑張るだけである。

ぜひ次に自分が出す指示から、意識的にトライしてみよう

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