ファシリテーション

会議で活かせる「ファシリテーション」スキルとは何か?その意味は?

「ファシリテーション」という言葉を耳にする機会が最近増えてきました。

「昨日の会議、リーダーのファシリテーションがもう少しうまくいってればなぁ」
「この会議のファシリテーターは誰がやりますか?」


など、職場でもこういった言葉を聞かれたことがある方もおられるかもしれません。

私自身、「研修講師」という仕事をしていますが、講義の進行においてもこの「ファシリテーション」のスキルは非常に重要で、その技術を磨いてきました。

ただ、何となく理解はしているものの「ファシリテーションって何?」と改めて聞かれると、あまり具体的に説明ができないことに気付かれる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、いま様々な企業で注目されている

「ファシリテーション」とは何か?どういうスキルなのか?

について書いていきたいと思います。

ファシリテーションとは何か、その意味とは

「ファシリテーション」という言葉を辞書で調べると、

ファシリテーション
グループによる活動が円滑に行われるように支援すること。特に、組織が目標を達成するために、問題解決・合意形成・学習などを支援し促進すること。また、そのための方法。(引用:weblio


とあります。会議の場をイメージして考えれば、「ファシリテーション」とは、

「会議の参加者同士の議論を円滑に進行させ、よりスムーズに会議の目標達成に導く行為のこと」

と言えるでしょう。そして、「ファシリテーター」とは、その行為を担う役割の人のことを指します。

なぜファシリテーションが重要か(その理由とは)

では、こうした「ファシリテーション」の技術がなぜ会議において重要なのでしょうか。言い換えれば、なぜ会議を円滑に進めるためのスキルが重要視されているのでしょうか。

それは、「何となく」で会議をしてしまうことによって、ビジネスにおいては様々な不具合が生じるからです。

例えばみなさんも会議に参加されていて、以下のような経験はないでしょうか?

「今日は結論出てませんが、時間がきちゃいましたね。また集まりましょうか。」
  →「あれ、今日は何で集まったんだっけ・・・」
「じゃあ、●●と■■をAさんが担当してください」
  →「うーん・・・。よく分からないけど、言われたしやるか、、」
「ここまでみんなの意見はバラバラだけど、まあこの方向でいこうよ。」
  →「なんだ、初めから結論決まってたのか・・・。じゃあ先に言ってよ・・」

多くの人が時間を割いて集まり、会議を行う目的は端的に言えば、

「1人では出せない成果を力を合わせて創出すること」

ですが、なかなかそう上手くいかないことも多いものです。

だからこそ、円滑に会議を進めるための「ファシリテーション」という技術が重要になってきます。

ファシリテーションの目的・メリットとは

ファシリテーションは、こうした「会議で人と人とが議論する難しさ」を乗り越え、会議で本来目指したい「成果の共創」を実現するためのスキルです。

ファシリテーターが会議を適切に進行させることで、会議の効率、ひいてはビジネス全体の効率が格段に向上します。

 ・決まらずに回数が度重なる会議
 ・決まったことが、全然実行に移されない会議

といったよくある悩ましい状況を打破し、

 ・あー、今日は良い会議だったなぁ
 ・今日決めたいことは全部決まったな
 ・よし、やってやろう!

という、組織として前向きに成果を目指す状態が実現できるのが「ファシリテーション」のメリットです。

ファシリテーションとは会議の進行者だけに必要なスキル?

ここまでお読みいただいて、

「なんだ、ファシリテーションって会議を進める偉い人だけに必要なスキルか」

とお感じになった方もおられるかもしれません。

ただ、実はファシリテーションは会議の進行者だけではなく参加者にも必要なスキルです。

なぜなら、いくらファシリテーターが見事な進行をしたとしても、参加者が全く発言をしなかったり、進行の意図を理解せずに的外れの発言をしたりすると有益な会議にはなりません。また、そういった状況でファシリテーターが一方的に指示したアクションが実行に移されることはまずないと言えるでしょう。

普段の会議において、役割上の進行者はもちろん存在しています。ただ、たとえ自分が参加者だとしても、

 ・「今の議論の目的は何ですか?」
 ・「そういえば●●さんも・・・と仰ってましたよね?」

などと、「自分もこの会議を進行させるんだ」という気概を持ち、ファシリテーターを助けていくことも大事です。

会議の参加者とは、ファシリテーターの指示に従って受け身的に振る舞う存在ではありません。参加者自身が進行者のつもりで主体的に場に参加し、積極的に意見を出していく。それでこそ会議が良い場となり、「成果の共創」が実現します。

ファシリテーションとは会議だけに必要なスキル?

更に言えば、「ファシリテーション」のスキルを活用できるのは会議の場面に限りません

改めて「ファシリテーション」の意味を考えると、

「相手から意見を引き出し、議論を活性化させ、その結果として問題解決を達成する」

ということでした。

こう捉えると、その活用場面は会議に限らないことは想像に難くないでしょう。

 ・メンバーとの1対1の面談
 ・営業先のお客様との商談
 ・家族との対話

などなど、様々な「対話」の場面でファシリテーションを活用することが可能です。

ファシリテーションのおすすめの本

ここまで書いたように、「ファシリテーション」はビジネスにおいて非常に重要で、かつ活用場面の多いスキルです。

ここまでお読みいただいて、

「ファシリテーションを学んでみよう」

と思われた方は、私が誰もにおすすめしている書籍を紹介します。

ボリュームは多いですが、ファシリテーションを1から100まで学べる本なので、ぜひ手に取ってみてください。

みなさんの「ファシリテーション」の理解が更に深まることに繋がれば幸いです。

 

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