10/19(土)に、島根県の江津高校という高校に呼んでいただき、高校3年生60名に、特別授業をさせて頂きました。
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テーマは、「考え方、伝え方の授業」---。
授業実施の背景
まず、私がこのような授業を行うこととなった背景から説明します。
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島根県・江津高校では、よりたくさんの生徒が「通いたい!」と思う魅力的な高校になることを目指し、様々なことに学校外の方とも協力して取り組まれています。その取り組みの一環として今回、江津高校と一緒に高校魅力化を取り組まれている江上さん(※)から、私に声がかかりました。
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〇※江上さんは、以前私の講義クラスのメンターをしてくださったご縁があります
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この話を頂いた当初は、
「高校生に考える力を教えるって意義があるなぁ。でも、内容ピンと来てくれるのかなぁ。まだ早いかも・・・」
など、心の中で迷いながら江上さんのお話を伺ったのをよく覚えています。
「高校生に考える力を教えるって意義があるなぁ。でも、内容ピンと来てくれるのかなぁ。まだ早いかも・・・」
など、心の中で迷いながら江上さんのお話を伺ったのをよく覚えています。
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「でも、これもご縁だし、やってみるか!」
と、割かしロジカルでない (笑) 意思決定のもと、動き始めました。
と、割かしロジカルでない (笑) 意思決定のもと、動き始めました。
講義準備に奔走
この話を頂いたのは7月頃。実施までは約3カ月弱。
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教えるテーマはすぐ決まりました。
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ただ、テーマはいつも教えている「考える力・伝える力」とはいえ、大人向けの演習をそのまま高校生には使えないので、演習は1から作り直すことに。
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一通りざっと全体設計を行い、演習もいったん作った頃、
〇「旅行の行き先をどうやって決める?」
〇「牛丼屋をどんな観点から選ぶ?」
といった演習で考えていると、
江上さんから、
〇「あ、旅行とか行きませんよ、高校生は。」
〇「あ、いじりさん、この市に迷うほど牛丼屋ないですよ?」
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ほうほうほう、そうきますかそうきますか。。
といった風に、事例は作っては捨て、作っては直しの繰り返し。(いつもそうですが)
あとこのタイミングで聞いておいて本当に良かった大きな情報として、
「素直で良い子たちばかりですけど、控え目な子なので、手を挙げてしゃべったりすることはほぼないです。」
という情報。
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いつも研修講師のときは、挙手してもらい、発言してもらって、それを拾い上げて・・・
という芸風しかない井尻。
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さて、どうしたものか・・・。なかなかいつも通りには進まない準備。。。
(後編につづく)
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