先日、私の独立のご報告を記事にしました。
今回は、その際起ち上げた会社の社名とそこに込めた想いについて述べたいと思います。
まず最初に、今回起ち上げた会社の社名は
株式会社 i-think
と名付けました。
なぜこの社名を付けるに至ったかについて、綴っていきます
社名に込めた想い
この「i-think (アイシンク)」という社名に込めた想いは、大きく3つあります。
①私は考える
まずシンプルに、「I think...」を直訳し、「私は考える」を意味しています。
私がこれから「思考力教育」を提供していく、という事の宣言となっています。
②私の名前・イニシャル
独立して私個人で教育を行っていくことになるため、より自分流の教育のエッジを尖らせていきたいと思っています。
何を隠そう、私の名前は「i」で溢れていています。
ijiri
どうですか? この圧倒的な「i」の存在感(爆)
さすがに社名に入れておこう、との判断です。
③考えることを愛する
これまで多くの方にたくさんの講義をしてきましたが、
「考えるのが辛い・・・」「答えを知って考えるのを終えたい、、、」「考えるのが面倒。。。」
といった反応を数多く目の当たりにしてきました。
そうした気持ち自体はよく分かりますが、私は考えることを愛するべきだし、愛して欲しいと思っています。なので、その意味も「i」に込めました。
以降では、「なぜ思考力をそれほど重視するのか」について、私が思うことを書いていきます。
考える力の重要性
私は学習における「内容」と「訓練」という2つの要素においては、後者を重視しています。
何を言っているかと言うと、例えば高校生が数学を学ばない言い訳としてよく使うのが、
「sinとかcosとか、社会でどう使うんですか?使わないなら学ぶ必要ないですよね」
といったものがあります。
ただ実際は三角関数の「内容自体」よりも、それを学ぶ過程で行っている「考える訓練」こそが重要と考えています。
考える訓練を通じて土台の筋力さえ身についていれば、その時代・状況に応じて必要となる「内容」の修得は自らトライできますが、逆はそうはいきません。
昨今では、「プログラミングの重要性が高まっているので小学生からプログラミングを教えよう」という流れがありますが、私はそれ以上に「自分でプログラミングを学べる筋力を鍛えておく」事の方が彼らにとっては重要と考えています。
考える難しさはどこにあるか?
近年、「〇〇思考」「〇〇シンキング」といった、「考える」をテーマとした書籍の出版が後を絶ちません。
しかし裏を返せば、「1冊読んでも何も変わらない」という事を証明しているとも言えるでしょう。なぜなら、1冊読んで変われるなら、1冊の本がヒットすればすべてが解決され、多くの本が出版される事はないはずだからです。
単に本を読んだり、動画を見るだけでは考える力は伸びません。これは私の長い講義経験から断言できます。
なぜなら、その人その人が置かれた状況や前提に応じて、思考の結論は異なります。よって、何か言葉や概念を知識としてinput・記憶するだけでは意味がなく、自分の置かれた状況に合わせてoutputし、適用させていく必要があるからです。
従い、outputを継続することこそが、思考力を身につける唯一の方法と言えるでしょう。
思考のトレーニング継続のために
みなさんが思っている以上に人間は、
〇・キツイことを避ける
〇・1人では続けられない
〇・自分の癖に自分では気づかない
ものです。(過去ブログ「思考のトレーニングは筋トレと同じ」より)
以前にも書いた通り、思考のトレーニングの継続は想像以上に難しいです。(どうですか?受講生のみなさま)
ただ、素直に前向きに継続すれば必ずものになっていきます。
それをぜひ多くの方に体感して欲しいし、そして考えることを「愛せる」様になって欲しいなと考えています。こうした私の想いも、独立を決意する大きなひと押しになりました。
〇・考える楽しさにまだ気づけてないが、ここで述べた事に共感できる人
〇・一度は考える楽しさに気付いたが、最近あのトキメキを失っている人
〇・既に愛していて、愛し続けたい人
にとっては、ぜひ全力で答えるサービスを提供していきたいと思います。
今構想しているのは、毎月少しずつでも「考える」ことに向き合うキッカケを生む有料コミュニティ(サロン)を開設しようと考えています。興味のある方は優先的に案内したいので、ぜひFBコメント欄で反応してください。詳細の中身をこれから初期メンバーとして、一緒に創っていければ嬉しいです^^
以上、今回は私の会社の社名とそこに込めた想い、そしてその背景にある考え方について述べました。
「i-think」として起ち上げた会社のもと、2019年もたくさんのチャレンジをしていきたいと思いますので、今後も応援いただけると幸いです^^